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アンテナを張ってチャンスを逃がさない


1週間の長野出張も無事に終わり、東京に帰ってきました。 

最終日のレッスン終了後に長野の自然を最後にもう一度満喫しようと広い草原を歩く事にしました。一面きれいな緑が溢れていて空気も抜群に澄んでいます。

草原を森ギリギリの所までとぼとぼ歩いていくと、ふと、綺麗な花に目が留まり、そしてその周りにクローバがまとまって生えていることに気づきました。長野駅に帰るバスまではまだ少し時間があります。そこで僕は暇つぶしがてら四つ葉のクローバーを探すことにしたのです。(大自然に身を置くと遊びも原始的なものになるようです笑)

綺麗な花の周りを重点的に探し

「ここにはないのかな~ほかの場所を探そう」と周りを見回した瞬間に衝撃を受けました。

なんと今まで僕が歩いてきた草原のほとんどの場所にクローバーが生えていることに気づいたのです!!7日間もいたのにまったく気づきませんでした。しかも、ここは何度も通ったお散歩ルート。僕は自分がどれだけ注意して物事を見ていないのかを痛感したのです。

脳は探す対象を強く命じておかないと貴重な情報でも、自分には関係ない情報としてスルーする機能があります。これは脳のメモリを無駄遣いしない為の機能なのですが、今回はこの機能がクローバーを僕には関係ない情報として処理してしまっていたようです。

今回はクローバーだったので、まだよかったのですが、これをもっと大切な事でやっていたらとんでもない損失になります。例えば自分の商品を欲しがっている見込み客や、自分のビジネスのヒントになるような貴重な情報もスルーしていたとしたら大変です。

しかも、この機能の恐ろしいところは自分がスルーしていることに気づけないという事です。

自分では情報を取捨選択しているつもりでも、本当は脳が勝手に取捨選択しているので自分で深く検討するという作業まで行動できない場合もあります。

これを防ぐ方法は一つ、常にアンテナを張り巡らせ自分に必要な情報を掴み損ねないように注意することです。

ここで、アンテナの感度を強化する面白いトレーニングを紹介します。一人で完結できるトレーニングなので是非トライしてみてください!

トレーニング内容は

今日から3日間、黄色い車を探すという実験をしてみてください。

「え?黄色い車?そんな奇抜色の車走ってる?」と思われるかもしれませんが意外と多くの黄色い車が走っていることに気づけます。

そして、自分が普段どれだけ走っている車に興味をもっていないのかも把握できます。

もし、このトレーニングで効果を感じて頂けたら、探す対象を変えてみると面白いです。

蟻とか、青い花とか、蝶とか、何でも構わないのですが、大人になってから興味を失ったものにもう一度集中すると面白い発見があるかもしれません。

脳をこのようにして鍛えておくと自分の目の前に本当に欲しいものが現れた時に素早く掴み取る力が付きます。思考の瞬発力が強化されたような感覚を感じるかもしれません。

ぜひ試してみてください!!


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