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ポーズを紐解く2


ポーズを紐解くというブログを更新したところ反響が大きかったのでシリーズ化しようと思います。

今回のポーズはアルダチャンドラーサナ、半月のポーズです。

バランスをとるポーズという面もありますが実は股関節を柔軟にするポーズでもあるのです。今日はその股関節の柔軟性をどのように作るのかを考えていきましょう。

まずこのポーズの軸足の股関節の解剖学的位置は外旋です。

前回ポーズを紐解くパート1で紹介したビラ2(戦士のポーズ2)と同じ脚の使い方です。

ということは・・・。そうです主動筋は梨状筋・内閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋・大殿筋・縫工筋ですね。

つまり形は違えど軸足の筋肉はビラ2と同じ働きが生まれているのです。

特に膝を伸ばしている状態はトリコ(これも外旋立位ですね)と非常によく似てる為にトリコの練習がしっかりと出来ていればアルダチャンドラーでも内転筋群のストレッチを強めることが可能なのです。

書いていて僕も再認識したのですがやはり意識する箇所はとても似ていますね。

前回の記事と書いていることがほとんど一緒になってしまいました笑。でもそれくらい大切な箇所なのです!!

さて、ということで早速リンクが見えてきましたね。これを簡単な順番に並び替えることが出来ればそれは一つのシークエンスになります。僕の場合だと・・・。

1、ビラ2 安定感があり股関節の外旋をじっくりと深めることができる

               ↓

2、トリコ 同じ外旋だが膝を伸ばしたことでポーズのキープにバランス感覚が求められる

               ↓

3、アルダチャンドラー 片足が空中に持ち上げる為胴体の強い胴体の安定性が求められる。

安定性の中で外旋の感覚を見つけなければならない

という考えからこの順番にポーズを練習します。

自己練習でもただやみくもに好きなポーズを取るだけではなく、ポーズのリンクを考えるとより効果的な練習ができるようになります。ぜひ試してみてください。

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