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フローについて


アシュタンガヨガはどんなヨガですか?

と聞かれると、多くの人が動き続ける、フロー(流動的)でポーズをこなしていく流派ですと答えることが多いと思います。

その通りだと思いますし間違っていないのですが、最近このフローについていろいろ考えることがあります。

まずこのフローという言葉ですが、ポーズを流動的に行うという意味だけではないと思います。

5呼吸は各ポーズで静止するわけですが、ポーズの中で完全な静止はあり得ないと思うのです。

というのも・・・。

呼吸で酸素や二酸化炭素も循環してますし

心臓が止まることはないので血流も常にフローです。

さらに言えばリンパや脳から身体へ送られる電気信号も流れています。

僕の先生たちがフローを断ち切ってはいけないと教えてくれていたのはポーズの流れではなく

人間の生理的な機能のことだと思います。

日常生活ではフツーのことだと思うのですが、これが意外と難しい笑

ポーズをとるときはもちろんですが、僕らは緊張すると呼吸を忘れますし大げさに言えば筋肉を固めて血流さえ止めてしまいます。

もっと言えば汗をかかなくなり、便秘なども発生し代謝も止めている

まったくフローな状態じゃないですね・・・。

アシュタンガは失われたフローを取り戻すことが大切なのではないかと思います。

僕の最近の感覚では水中にいると身体感覚を感じやすいです。

水中で身体のフローをとめると途端に体が重たくなりうまく泳げなくなります。

脱力して水に抵抗せずに泳ぐのがスイスイ進むコツなのだと感じました。

ちょっと抽象的なのですが水と同化するイメージです笑

この感覚を地上に持ち帰ると水は重力です。

重力に逆らえば途端に体は重たくなります。重力と背骨を関係を意識すると体は軽くなります。

ジャンプスルーやジャンプバックなどわかりやすですが、重力に逆らわらずにフローで行うと意外と簡単にできます。

いろいろな意味でのフローがありますが、動かし続けることが大切で停滞させてしまうと

生命力や力強さを失ってしまうと感じます。

なんか今日は抽象的になってしまいました笑

普段はこの感覚を解剖学など科学的に説明することが好きです。

でも自分の練習ではこの感覚との勝負です。

さて今日もどのようにこの感覚を説明するか考えなきゃ笑

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