奥志賀の旅 DAY3 クマにびびり感じたことはメンターの重要性


僕にはヨガのメンター、ビジネスのメンターなど各分野に自分の尊敬するメンターがいます。ヨガの世界ではグルと言ったり、他にも先生や指導者、ガイドなどさまざまな呼び方が存在します。今日はそのメンターの大切さを再認識する出来事がありました。 

長野のリゾートホテルでは朝ヨガの後に自由時間があるので僕は一人で白樺の原生林にトレッキングをしに行きました。もともと山歩きは大好きなので、一人でどんどん山奥へ進みました。

10分程歩いたところで、目の前に分かれ道が・・・。

「え?分かれ道があるなんて知らなかった。」それまでルンルンで進んでいましたが、ここでかなり不安になりました。

一本の道は明らかに多くの人が通った痕跡のある道。もう一本は少し木が生い茂る登り道でした。

看板も目印もガイドさんもいない為、自分だけで判断しなければいけない状態です・・・。僕はこういう時は安全な道を通ろうと、人が歩いた痕跡のある道を選びました。しかし、歩き出してしばらく経っても常にもう一本の道のことが頭から離れませんでした。

「向こうの道が正しかったのではないか?」「間違っていたらどうしよう」

「そうだ、スマホで確認してみよう。」当たり前ですが圏外でした 笑

長野の山奥で朝の7時頃ですから、人は全くいません。僕はどんどん不安になりました。

さらに、昨日ホテルのスタッフさんから聞いたクマが出るという話を思い出し不安が増しました。そんな事を考えていたら、林のほうから物音がして心臓が飛び出そうになりました。もう限界です 笑 これ以上進むのはやめよう。もう僕には白樺の原生林を楽しむ余裕はありませんでした。

(こんなのが 出てきたら間違いなく腰を抜かします。)

結局来た道を戻り、原生林のスタート地点に戻ってきました。

戻ってルート案内の看板を見てみると、僕が選択していた道は正しい道だったようです。

もう少し進めば目的地についていました。

今回の山道に関しては最初に確認していなかった僕が悪いのですが、この出来事は”人間は心理状態によってこんなにも物の捉え方が変わる”のかと改めて実感するきっかけとなりました。もし一緒に進むガイドさんがいたら僕が不安を感じ恐れながら進んだ道は、癒しを与えてくれる白樺の美しい原生林になっていたと思います。ですが一人で山奥へ向かった結果、道しるべや指標がないだけでとてつもない不安に襲われました。一人ぼっちで未知の場所を進むのには勇気がいるものですね。たいして歩いていないのにぐったりとしてしまいました。

そして、この体験を通して僕は思いました。ヨガやビジネスでも同じことが言えるのではないかと。

指導者がいない状態でのヨガは慣れないうちは不安なものです。ある程度自分の身体を把握し、ヨガの正しい概念があれば自己実践が楽しいものとなり目標が達成されます。

ビジネスでも同じことが言えると思います。独立したての頃は何が正解か分からず、毎日手探り状態。少し大げさかもしれませんが、僕自身独立したての頃を振り返ると山で迷子になりかけ、クマに襲われる恐怖を感じた時と似たような精神状態だったような気がします。

今ではビジネスにもメンターがいる為この不安はかなり払拭されました。

もし、今僕が同じことをメンターがいない状態でやっていたとしたら

「アレ、この企画大丈夫?もしかしたあっちの企画のほうが良かったかな?」

「そうだ、ネットで検索して確認してみよう」

今は必要な情報をすぐ調べることができる時代ですが、情報が多すぎて逆に混乱する場合もあります。山奥で言えば圏外のようなものです 笑 最悪の場合間違った道に誘導されるかもしれません。これに関しては山奥よりやっかいであり、とてつもない不安に襲われていたと思います。

もし仮に正しい道を選んでいたとしても、ゴールの手前で諦めて引き返してしまっていたかもしれません。今ではメンターが導いてくれる為その心配もなく、自己実現に向けて進んでいけます。

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追記

夜になり奥志賀に詳しいガイドさんとお話しする機会がありました。

僕「こっちの山は標識や案内板が少ないですね」

ガイドさん「いや。あるんだけどクマが全部倒しちゃうんだよ。クマは体が痒いと看板に体をこすりつけてすぐに倒しちゃうんだ。君が行ったというコースも昨日私が確認した時はしっかりあったけどね」

僕「・・・。」

ガイドさん「それに1人で行くなんて勇気があるね。クマと会った時の対処法は知ってるかな?」

僕「・・・知りません。」

ガイドさん「運がいいよ。私は多い日には三頭のクマと会うからね」

何事も情報不足は恐ろしいものです。


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