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身体を飢えさせる 呼吸編


人間は一日に食料よりも多くの空気を身体に取り入れます。

食べる物や量に気を使う人はたくさんいますが呼吸の質と量と気を向けた人はあまりいないのではないのでしょうか?多くの人は空気を暴食してしまっているかもしれません。

ヨガの練習中によくあることなのですがウジャイ呼吸を教室中に響き渡るくらい大きな音で繰り返してしまうことがあります。僕もそうだったのですが何となく深い呼吸をしたつもりになる笑。もちろんこれは良い呼吸法ではありません。

本来ウジャイ呼吸は声帯をコントロールし呼吸を長く深く安定させる働きがあります。この目的を失い爆音ウジャイ呼吸をしてしまうと酸素のどかぐい状態になってしまいます。

酸素のどがぐい状態に慣れてしまうと身体は少し酸素がなくなっただけで緊急事態だと思い込み。少しの運動で、ぜはぁぜはぁと荒い口呼吸にシフトしてしまいます。

マラソン選手など持久力が必要なスポーツ選手は酸素の供給量が少なくても元気に活動します。(もし少し走っただけでバテていては試合になりませんね笑)持久系のアスリートはわざわざ高地に行き酸素がすくない環境で練習を行ったりします。普段より酸素が少ない状態にして低酸素状態に身体を慣れさせることで低地でのパフォーマンスを上げる狙いがあるからです。つまり少ない酸素で体を動かす訓練をします。

ウジャイ呼吸で呼吸をコントロールすることが出来ればアシュタンガヨガのような激しい動きの中でも呼吸を一定に保つことができます。爆音ウジャイ呼吸だとプライマリーが終わったころには疲労困憊状態です!!

また日常生活や軽い運動でも息切れすることがかなり減ってきます。

僕の場合水泳が日課になっており、息継ぎを出来るだけ少なくして泳ぐことを心がげています。最初は1ストロークごとに呼吸をしていました。プールから上がるころにはぜーぜーしていたのですが、3ストロークごとに呼吸をするようにしてから泳ぎ終わってからの息切れがなくなりました。

また鼻炎の症状があったのですが今ではそれもめっきりなくなっています!!

酸素はたくさん吸えば吸うほどいいものでもないようです。

食べ物も飢えさせることでいいことがあるように酸素も飢えさせると面白いことが起こりそうです。

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