フリーランスヨガインストラクターとしての失敗談3つ【実体験と対応策】
更新日:2020年3月12日
「フリーランスのヨガインストラクターを
始めてみたいけど失敗するのは怖いし
具体的な失敗の経験や対策があれば知りたいな」
こういった声に答えます
本記事の内容
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●僕がやってしまった失敗
●具体的な対応策
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僕は多くの失敗経験を持っています
独立してから月収と呼べる金額を稼ぐのに
数カ月かかってしまったので
とんでもなく、苦しい日々を経験しています
僕がやってしまった失敗を
リアルに語って行きたいと思います
実際にやってしまった失敗
色々な失敗をしましたが
特にキツイ想いをしたのがこの3つです
契約内容をしっかり理解せずに契約
長距離移動インストラクター
スケジュールに休みがない
ひとつひとつ具体的に説明していきます
契約内容をしっかりと理解せずに契約
正社員から独立して、仕事がない僕は
お金がもらえると聞けば
どんな仕事でも飛びついていました
そこで、起こった失敗は
契約内容をしっかりと理解せずに
契約を結んでいた。ということです
契約書は穴が開くほど読みましたが
契約の本質を理解できておらずに
苦しむことになりました
例えば、出来高によって報酬が変わる
スタジオと契約したことがあるのですが
その時は自分にまったくといっていいほどに
集客力がなく、参加人数が少ない状態で
クラスを担当していた為に
時給換算で230円になったことがあります
その時の僕は能天気に
「10人以上出席してもらったら
正社員の頃よりも稼げるぞ!!」
と、喜んでいましたが
集客力のない僕は10人も集めることができず
フリーランスとしての洗礼を
受けることになったのです
この失敗から学んだこと
契約書は文面だけを読んでも
本質の部分を理解していないと
とんでもないことになります
契約書には、
「集客人数により報酬は変化する」
と書かれている場合
スタジオの状況にもよりますが
【あなたの集客力でスタジオを賑わせて】
という意味が含まれています
こういった文面がある場合には
スタジオの集客状況を把握したほうが良いです
どのクラス枠にもある程度の生徒さんが
入っているスタジオであれば
あなたのクラスを受けに来る方も
いるかもしれませんので
ファンを獲得し収入を増やすチャンスです
しかし、そのスタジオに集客力がなければ
集客はあなたの頼みということになります
集客できれば問題ありませんが
駆け出しの集客力がない時期には
避けたほうがよいでしょう
絶対に稼げるようになりません
「集客人数により報酬は変化する」
この文面がある場合には
必ず契約するスタジオを調査しましょう
長距離移動インストラクター
出勤時間の生産性は基本的にゼロです
契約するスタジオによっては
交通費がでないスタジオもあるので
マイナスになることさえあります
精神と体力的にも満員電車にのって
ヨガスタジオに行くのはしんどいです
インストラクターにとって
移動距離が長いのは、金銭的にも健康的にも
デメリットでしかありません
僕の場合だと一ヶ月間の合計移動時間が
24時間を超えていたことがあります
生産性のない時間を24時間も過ごせば
稼げなくなっていくのは当たり前です
家のベットで寝ている方が
体力を回復できるので、まだ生産性があります
さらに
長距離移動インストラクターは
ありがたい存在の【追っかけ】さんも
作りにくいというデメリットがあります
僕は自宅兼スタジオを持っていますが
自宅から遠いスタジオで
自主開催レッスンの情報を伝えても
「ちょっと遠いわね・・・。」
と機会損失をしたことが何度もあります
この失敗から学んだこと
いくらレッスンが担当できても
自分が長距離を移動するのはNGです
ワンレッスンの報酬は
レッスン時間や前後の準備
移動時間までもふくめて考えてみてください
あなたが3000円の報酬をもらうために
出勤に片道1時間、往復2時間
レッンスンが1時間
スタジオの拘束時間がレッスン前後に30分ずつで、1時間
合計4時間使うと考えると
時給換算で1000円以下になってしまいます
近所のコンビニでバイトをしたほうが
確実に稼ぐことができますね
そして、今後自主開催レッスンを
検討しているなら
開催予定の場所に近い所で
レッスンを担当するようにしましょう
あなたのレッスンであれば
数駅であれば電車移動をしてくれる
追っかけさんにも、移動の限界があります
レッスンを自主開催することを見越して
自主開催場所の近くでレッスンを持てば
追っかけさんを上手に取り込むことができます
スケジュールに休みがない
休みなくレッスンを担当する働き方は
絶対に長続きしません
フリーランスは忙しければ稼げる
というのは完全に間違いです
薄利多売の状態でレッスンを詰め込むと
必ず売上げが頭打ちになります
僕の経験では週に20本以上レッスンを
担当すると体力の限界を感じ始めます
多い日では4本レッスンを担当しますが
実は朝から憂鬱になったりします
1日にまとまって数本担当するのもキツイですが
「本当は休みだけど、1本だけならいいかな」
といって休みの日にレッスンを
1本だけ入れるのもNGです
これを許してしまうと、地獄が始まります
1日のスケジュールが
完全に白紙なのと
1本でもレッスンがあるのとでは
精神的にまったく違います!
本当に違います!
僕の場合、休みがなく
レッスン本数が週20本以上で働いた結果
身体を壊し、強制休業となりました
この失敗から学んだこと
フリーランスだからこそ
睡眠時間を確保し、良い食事を取り
休みの日を設定して
体力を温存するべきです
体調を崩し、働けなくなることほど
フリーランスに怖い物はありません
フリーランスヨガインストラクターは
どうしても薄利多売のスタイルで
レッスン本数をこなす働き方を
選んでしまいがちですが
こういった働き方は長続きしません
安売りを回避する働き方を
設計していく必要があります
自分の安売りは今すぐやめましょう
まとめ
契約内容をしっかり理解せずに契約
長距離移動インストラクター
スケジュールに休みがない
どの失敗も僕が実際に経験した失敗です
この失敗の共通点は
目先の利益に飛びついたこと
ビジネスは長期戦です
目先の利益に飛びついて
未来の自分が大変になってしまうような
行動は避けることが大切です
現在の自分の行動が
未来の自分の生活を楽にする行動を取ると
お金も時間も自由になっていきやすいです
自由なヨガインストラクターライフを
送りましょう
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