身体を飢えさせる
お正月に食べ過ぎて身体が重たくなったと感じる方はたくさんいるのではないでしょうか?
これは単純に体重が増えたので身体が重たく感じるだけではなく、内臓が疲れている場合があります。
お腹がいっぱいになるとやる気がなくなり動きたくなくなります。よく食べてからすぐに寝ると牛になると言ってお行儀が悪いように言われていますが、実はこれは身体の構造からすれば当たり前のことなのです。食べ物を内臓が消化して処理するのには意外と体力を使います。消化に体力を使っているのにもし全力疾走などしようものなら身体はすぐに疲れてしまいますから脳が余計な体力を使わないように命令をしているためなのです。
とくに現代人はいつでも食料を調達できる環境があるのでどうしても内臓を疲弊させてしまいます。ということは常に寝てなきゃいけない状態に自分から陥ってしまいやる気がなくなり活動をしなくてはいけないタイミングでも思うように活動が出来なくなってしまうのです。
逆にこの脳の反応を利用して適度に飢えてみると面白いことが起こります。なんと身体や脳の働きのパフォーマンスが向上するのです。脳はお腹いっぱいの時は身体をOFFモードにしようとするのですが飢えているとそうも言っていられません。一刻も早く食料を調達しないと飢えて死んでしまいます。
脳は最後の力を振り絞って身体のパフォーマンスを上げて食料を探させようとします。
ここで雑学なのですが、この反応を使うと面白い現象を起こすことができます。
商談をするときには2時頃にすると自分の思い通りの結果を得やすいようです。どのようなからくりかと言うと。2時頃を狙うのは取引相手がご飯を食べ終わった後のタイミングを狙っているようです。相手はご飯を食べた後なのでパフォーマンスが低下しています。
ここで自分はご飯を食べずに商談に臨みます。もうお分かりだと思うのですが自分は飢えているのでパフォーマンスが向上している状態で相手は低下している状態です。
この状態を狙うことで自分に有利に話を進めることができるようです。
極端に飢えるのではなく適度に飢えることで心身をコントロールできます。
僕の場合は夜の6時以降はあまりものを食べないようにしています。内臓はものが入ってこなければ内臓は排出に専念できるので次に日の朝にはかなりすっきりすることができますよ!!
みなさんも適度に身体を飢えさせましょう!!