内臓さんのマッサージ
マッサージって気持ちいいですよね。
僕は肩が凝ったりしませんが、マッサージされるのは好きです。
実は内臓さんもマッサージされるのが大好きなんですよ。
ヨガでは体を逆さまにするポーズが多いのですが
これは内臓さんをマッサージすることを目的にして行っています。
昨日のブログでお腹の中をオフィス(部屋)に例えました。具体的に言えば
横隔膜が天井。骨盤底が床となります。
逆立ちすることで、この構造が逆転し内臓さんは横隔膜の床に落ちていきます。
横隔膜は呼吸をするときに上下に動く構造になっていますので
内臓さんがこの上下に動く床に落ちることでマッサージ効果が生まれてきます。
内臓さんを間接的に揉んでいる状態が作り出されていくんですね。
流派によって若干の違いはありますが
体を柔軟にして呼吸が深くできる身体の状態をつくってから
つまり、横隔膜がよく動く状態をつくってから逆立ちのポーズに入ることは
とても理にかなった順番ですので多くの流派で逆転は最後のほうに行います。
インドではむかし逆立ちをすると若返ると信じられていたそうです。
面白い考え方なのですが、人間の体内に生命の砂時計があってその砂が落ち切ったときに
寿命が尽きてしまう。なので砂時計を逆さまにして砂を元に戻す為に逆立ちをした。
・・・という話があるそうです!!
それが本当なのかはわかりませんが、内臓には確実に効きますので
ぜひチャレンジしてみてください!!
・・・・え?逆立ちなんてできない?大丈夫です!!
実は写真のような完全な逆転をしなくてもいいんです。
先ほども書いたように横隔膜と骨盤底が逆転していればいいのです。
ヨガのポーズでは、ダウンドックやセツバンダーサナなども逆転です。
誰でもできる簡単なものでは骨盤の下に枕をおいて背中を床につける緩い逆転でも十分効果があります。
気軽にチャレンジしてみてください!!