やらないことを決めるのが【戦略】 出勤しないインストラクターになる
インストラクターとして
一番忙しかった時期には
他社スタジオで週に20本近くの
レッスンを担当していました
ある程度のまとまった金額は
稼げていたものの
自分の時間はほぼゼロ
代行を依頼すれば
休んだぶんだけ
報酬が減るという状態で
とても長期休みなどは
取れる状態ではありませんでした
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インストラクターは何故忙しいのか
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レギュラーレッスンが収入の
メインになっている
インストラクターは移動も多いです
僕の場合は交通費を浮かせる為に
都内を自転車で移動していました
電車や自転車で
移動している時間を
計算してみたことがあるのですが
なんと一週間で約6時間も
他社スタジオへの移動に
時間を使っていたのです
出社時間は基本的には
生産性がありません
そんな時間を
一週間で6時間
一ヶ月であれば24時間
生産性のない時間を
過ごしていたことになります
常に忙しく
時間がないと感じるのも
無理はないと思います
24時間あれば
本当に色々なことができますし
失ってしまった24時間は
一生取り戻すことはできません
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出勤しないと決めた
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移動が前提の働き方では
報酬は増えていかないと
感じた僕は
自分の働き方として
決まって時間に決まった場所に
出勤するのはやめようと
決断をしました
これは自分の受け取る報酬を
【労働時間】ではなく
【価値】を提供することで
出勤の有無に関係なく
受け取るという覚悟を
決めた瞬間でもありました
今では決まった場所への
出勤はほぼないので
家で作業やレッスンをすることが
増えてきています
今まで出勤に使っていた
24時間が自由に使えるようになったので
自分自身の生産性が
大きく向上したことを感じています
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何を手放すのかを決める
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週に20本のレギュラーレッスンは
僕に安定収入をもたらしてくれました
正直な話、生きているだけなら
充分な状態を作ることができていました
ですが、常に働き休みがなく
自分がしたい勉強もできない状態に
なにか違和感を感じ
現状を変えなければいけないと
強く感じたのです
そこで安定収入である
レギュラーレッスンを手放すことで
時間を確保し
自分の価値を最大限提供できる
仕組み作りに
時間をかけることにしました
安定収入を手放すことは
非常に勇気がいることでしたし
とてつもない恐怖と戦うことになりました
結果としては
安定にしがみついていた頃の自分よりも
報酬を伸ばすことに成功したのです
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少しずつ挑戦してみる
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いきなりすべてのレッスンを
手放してしまうのは
無謀かもしれませんので
少しずつ挑戦してみましょう
では一本のレッスンを手放し
移動やお客様のお見送りなど含めた
3時間、1ヶ月計算で12時間を
自由に使えるとしたら
どんなことをしますか
例えば、12時間あれば
今まで自分が学んできた知識を
教科書という形にまとめあげる
という作業ができるかもしれません
完成した教科書を
講座とセットで販売すれば
今までの講座よりも値段設定を
高く設定できるかもしれません
教科書は一度つくれば
永久的に富をもたらしてくれる
ツールになりますから
12時間の投資は
すぐに回収できるはずです
そう考えると一本のレッスンを
手放すことは怖いことではないと
認識できるのではないでしょうか
やらないことを決め
やるべきことに全力投球すると
報酬は間違いなく向上します