不便な便利さ マインドにノイズを入れない 奥志賀滞在DAY5
奥志賀滞在も五日目、普段とはまったくと言っていいほど違う生活をしています。
朝ヨガをして、天気が良ければ山に登り、雨が降っていればプールで泳ぐ。疲れたら本を読んでマインドを満たす。ここでは必要以上の情報がないので、余計なノイズが入らずに、自分がしたいことに集中できます。
さて、今日感じたことは、自分が普段どれだけ東京で無意識にコンビニに立ち寄っているかということです。
当たり前ですが奥志賀の山奥にコンビニはありません。なくなって気づくコンビニの便利さ笑
東京ではコンビニがあれば立ち寄るかどうかを考えている自分いました。特に必要なものがなくても立ち寄り、お菓子やコーヒーを買って満足する。
おそらく、僕はお腹が減っているから食べ物や飲み物を買っていたのではありません。
ただ、刺激が欲しかっただけなのだと思います。食べ物やコーヒーを飲んで今やるべきことから現実逃避をする。これを無意識にやっていました。
最近ではコンビニに立ち寄ることは減ってきていましたが、奥志賀にはコンビニ自体がありませんから、この五日間で一度もコンビニに入らずにすんでいます。
東京ではコンビニ以外にもたくさんの情報があり多くのノイズが入ってきますから、より強いマインドを持ち、やることに集中しないとすぐに軸がぶれてきます。逆に奥志賀では、必要以上のものが無いためやることが明確になる感覚があります。山を歩くだけでも呼吸法や瞑想に近いマインドの鎮静効果があるのではないでしょうか。
多くの情報に触れ取捨選択をして脳を消費させるより、できるだけ選択が少ない環境に身を置くことで生産性を上げることが可能になるのかもしれません。
実際に有名な成功者には朝に服を選ぶという選択を人生から消すために、毎日同じデザインの服を着ていたという人もいます。
脳疲労をさせないという意味では東京には便利な不便さがあり、奥志賀には不便な便利さがあるのかもしれません。