ヨガと仙腸関節


ヨガの後屈で痛みを感じたことがある人はたくさんいると思います。

僕自身も後屈で何度も痛みを感じたことがありますし、座骨神経痛や仙腸関節炎になったこともあります。

ということで今日は多くのヨギーが痛めやすい仙腸関節周りについて話したいと思います。

まず仙腸関節という関節は骨盤にある関節のことです。

腸骨と仙骨の間にある関節のことを指します。

後屈の場合は殿筋を強く収縮した場合に仙腸関節がつまりや痛みを感じます。ツイストでは背骨とつながっている仙骨が腸骨に対して過度にねじれ(まったく動かない関節との説もあります)関節炎をおこす場合があります。

関節に負担をかけながら筋肉を収縮させてしまうと仙骨の近くには神経もたくさん通っているために筋肉が神経を圧迫してしまうなどの現象も起こってしまいます・・・。その結果が梨状筋症候群や座骨神経痛と診断されることがあります。

ではどのように防げばいいのでしょうか?

後屈の場合は・・・。大腿骨をしっかり内旋させて仙腸関節にスペースを生むことが重要になります。多くの方は後屈を行うときに大腿骨を外旋方向に強く動かしてしまいがちです。

後屈の際に自分のお尻の力の入り方を観察してみてください。とても硬くなり仙腸関節を締め付けるように殿筋が作用している場合は、大腿骨の内旋を強調する必要があります。

またビラ1などの左右非対称ニュートラル立位も注意が必要です。

人間の身体構造的にビラ1は骨盤が完全に自分の前面に向かって平行にならないために仙腸関節に必ず傾きが現れます。その状態で長くキープしたり、骨盤を過度に前傾させてしまうとこれも痛みを誘発させます。

ですので後ろ脚の使い方に軽減法を取り入れます。後ろ足を伝統的なスタンスの取り方ではなくつま先立ちのように使います。伝統的なスタンスは解剖学的位置が大腿骨外旋になりますので内旋を取り入れるのが困難です。ですがつま先立ちにすることでな内旋を取り入れることが容易になり骨盤も前面に対して平行にしやすくなります。

もしすでに座骨神経痛と診断されている場合はツイストは禁忌になります。

ヨガが好きで練習をたくさんする人ほど陥りやすい症状というのが何とも言えないですね・・・。ヨガは本来マンツーマンで教わるものです。人の筋肉の使い方や骨格には必ず個性があるからです。

正しくポーズを深め、安全にヨガを楽しみましょう。


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