自分の動きに気づく
ヨガでは自分に行動に気づいていることを大切にします。
実践して欲しいのですが足の 親指 を 小指 から離してみてください。
この感覚と・・・。
足の 小指 を 親指 から話します。文章の違いじゃないですよ笑
やってみてくださいね。
身体に起こる動きは外からみるとほぼ同じですが、内側の動きはまったく違うと思います。
ヨガのポーズは外側からみると全く同じ形をとっていても内側の働きかけで全く違うものになるのです。
そして、大切なのがその動きに自分が気づいていることです。日常生活では足の指への意識は武道やヨガをしている人でなければほぼ無に等しいと思います。
冷たくなったり、箪笥の角に小指をぶつけた時にしか意識しません。
普段は意識が通っていない箇所を動かすのは大きな集中力が必要になります。自分の行動に意識を向け無意識の箇所に気づき意識して動かさなければいけません。
また少しの違いを持たせてあげるだけで脳はそのことだけに集中し、大脳の暴走を一時的に止めることが出来るのです。
大脳の暴走とは人間の悪い癖であり、思い出さなくていい過去の嫌な出来事や、想像しなくていい未来の嫌なことをイメージし勝手にブルーになってしまうことなどです。
「あの時あの人に言われたことで傷ついた・・・。思い出しだけで悲しくなる・・・。」
「明日こんな仕事がある・・・。めんどくせー・・・。会社に行きたくない」などなど。
上記のことはイメージしなくていいことです。勝手に自分がイメージして不幸になってしまいます。ですのでヨガではポーズを使い、今、ここに、集中するのです。
そのために必要なスキルが「気づき」であり、自分の行動に気づきがなければヨガではなくなってしまうのです。
指のことに集中している間は今日の夕飯のメニューを気にする暇はありません笑
身体には200以上の骨と600以上の筋肉があります。身体に動きに気づき 今 に生きる道具はすでに持っているのです!!ぜひ気づきを大切にしたヨガをしていきましょう!!