一か所の柔軟性に頼らない


ヨガの指導をしていると「●●だけは柔らかいんです!!」や

「●●だけは得意なんです」という人によくお会いします。

柔軟性が高いのはいいことです。ですが・・・。身体の一か所だけが柔らかいという場合は身体の別の部分を犠牲にして柔軟性を作ってる場合が多いです。

一つ例を挙げてみるとハムストリングが柔らかく前屈が得意な場合は腰椎を犠牲にしていることが非常に多いです。

これは骨盤や腰椎の可動域を使わなくてもパッと見た感じではポーズに深く入れるために身体深部の感覚を探ることをやめてしまった場合に良くある現象なのですが、腰椎の感覚を無視するのは非常に危険です。

上記の図を見てください。左が背骨の全体図で右が腰椎だけを拡大したものです。

背骨は横から見るとS字カーブを描いています。そして腰椎のカーブは前に突き出す形の前弯になっていますね。

腰椎を細かく観察すると椎体と椎体の間に椎間板というジェルのようなものがあります。椎体同士の距離を離さずに前屈をしてしまうとこの椎間板が押し出され神経に触ってしまう症状を誘発します。これが有名な椎間板ヘルニアの症状です。

身体は全身を連動させて動かすことで各部位への負担を分散させることができます。

柔軟性が十分に獲得できた方はもう一つ細かい身体への動きに意識を向ける段階の練習に入ってもいいのかもしれません。


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