くびれは肩甲骨から作れ!!

ツイストをするとくびれができて痩せ体質になる!!という話しを聞いたことはありませんか?
確かにツイストにはその効果があるのですが、しっかりと効かせる為にはコツがあります。
今日はその紹介をしたいと思います。
ヨガのツイストのポーズが苦手という多くの人が同じ共通点を持っています。
それは決まってツイストしている方向と逆の肩甲骨が挙上(上にあがる)するということです。
上の写真だと左側の肩甲骨ですね。
さらに挙上してしまっている肩甲骨を下げるとツイストが深まるという共通点まであります。
これは身体でどんな現象が起きているのでしょうか。説明したいと思います。

前回の記事で筋膜の繋がりを説明しましたがこの現象も筋膜の繋がりで説明がつきます。
身体にツイストを入れる時には腹斜筋という筋肉を使うのですが、この筋肉は肩甲骨からの筋膜ラインに含まれています。
ちなみにこの腹斜筋がくびれを作ってくれる筋肉ですよ!!
図をみると肩甲骨から伸びて肋骨をぐるっと周りクロスして骨盤へとつながっていますね。
この筋膜ラインを上手に繋いであげると筋肉がうまく連携してツイストが深まるのですが肩甲骨が挙上してしまうことでそのラインを崩壊させてしまうのです。
そうなると頸椎(首の骨)だけのツイストになりくびれを作る腹斜筋が働いてくれません。
そこで繋がりを阻害していた肩甲骨のアライメントを整え(この場合は下げる)筋膜ラインつなげてあげることでツイストを深めることが出来るのです。
ツイストを深めるときの意識として、後頭部から肩甲骨を通り肋骨の外側から反対の骨盤をつないであげる意識を持つといいと思います。
ちょっいマニアックなのですが、頭板状筋から菱形筋へ、肩甲下筋を通り前鋸筋から腹斜筋へ腹斜筋から腹横筋を通り上前腸骨棘に繋げる・・・。なんのこっちゃ!!笑